ガレージハウスの換気

ガレージハウスのガレージ内換気の考え方

ガレージハウスを計画する際、ガレージの換気の話が後から出ることが多いそうだ。

雨風をしのぎ、綺麗に収納したい場合でも、寒い冬には多少の暖気をするだろう。
僅かな時間でもエンジンを始動すれば排気ガスは出るもの。
ましてや、エンジンをメンテナンスするとか、古い希少車の場合には油脂類の臭気や
排気ガスへの対策は重要ポイントである。
そこで、ガレージハウスの経験豊富な建築家、施工会社にガレージにおける排気の
考え方や注意点を聞いてみた。

1.某メーカーのマフラー直結タイプの強制排気システム
   ・コストは数十万と高価であるが、直結のためにその効果は絶大。
   ・リビングなどの居室とガレージが一体となるようなケースでは必須アイテム。
   ・その見た目、デザインはGood!

2.窓の設置
   ・換気用と明るさ確保用の窓を分ける。
       換気用は閉め忘れ時の防犯を考慮し、幅の狭いタイプや高い位置への設置。
       換気用は締め忘れ時の不意の雨対策として、滑り出しタイプ。
       明るさ確保用は防犯ガラスやフィルムで対策。
   ・換気用窓は極力対角に設置。空気は入口と出口があって有効に流れる。
       給気口設置も有効。

3.換気扇の設置
   ・換気扇の設置高さの検証。
       排気ガスは空気より重いが、暖かいために高いところに上がると言う意見もある。
       本サイト登録の建築家、施工会社によると車庫床から40cmから1m位が多いとの事。
   ・設置場所はマフラー付近が望ましいが、得てしてガレージ奥は壁を隔てて外部になって
      いないことが多い。その際は、横面であってもできる限りマフラーに近い場所。
   ・タイマー付きにすることで、出庫後の一定時間排気可能にする。
   ・換気扇のスペックは、設置箇所やガレージの使い方、車種による排気ガス量によるので
       しっかり検討。
   ・外部への排気位置によってはダクト排気も有効。
   ・コストを考えると、普及品タイプを2連設置するのも良い。
   ・マフラーと換気扇の位置関係や換気扇のスペックとコスト、使用方法による排気ガス量
       をしっかり検討しよう。

4.シャッター、ガレージドアの複数設置
   ・通常は難しいとは思うが、2箇所に設置できると自然排気には有効。
       日中のガレージにおける作業の際にはシャッターを開けておくだけで排気効率アップ。

ガレージの排気方法とその考え方は建物プランや敷地条件も含め、ガレージの使い方や車種、予算によってさまざまであるために、総合的に判断する必要がある。
計画段階、プランニング中であれば様々なケースを想定して検討することができるので、今のうちにしっかり考えよう。


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