栄区、整備のためのガレージハウス・神奈川


白と黒を基調としたラリーカーのガレージハウスが横浜市栄区に完成


 ラリーがご趣味のオーナー、H様。
愛車のラリーカー、スバル・インプレッサの整備と、ラリー帰りの汚れた愛車を洗車するスペースを確保したいとの思いから、
ガレージハウスを数多く手掛ける住宅プロデュース会社・ザウスへの問い合わせを行い、
ザウスで出会った建築家:カスケードアンドパートナーズ 福島宏記さんにその設計を委ねる事となった。

 H様ご夫妻とお父様の大人3人がお住まいになる家は、道路から2mほど高い土地である。
ガレージは道路とフラットとなるために当然ながら地下となる。
地下ガレージは鉄筋コンクリート(RC)造であるために色合いはコンクリートのグレー。
上の建物部分はホワイトとブラックの外壁とし、それぞれのサッシは外壁色に合わせて使い分けしているために、
サッシが目立ち過ぎないように配慮されている。
ガレージシャッターもブラックをセレクトし、外観は落ち着きのある色でコーディネートされている、
落ち着きのあるシンプルモダンのガレージハウスが完成した。


実用性優先のガレージ


 4.3m×6.3mの地下ガレージは1台には十分な広さを確保。
ラリーに必須の数多くのタイヤが置かれ、雨の日でも中で整備ができる十分な広さである。
外には2台は駐車できるであろうスペースを造り、来客時はもちろん、レース後の愛車の洗車が可能なスペースが造られている。
地下ガレージからは内部階段によって上階のリビングへと繋がる。
一旦整備でガレージに篭り出すとなかなか出てこないH様を、何かにつけ一旦外に出て呼びに行くのは嫌!という奥様のご不満を解決。
装飾や高級感を求めるのではなく、あくまでも実用性を重視したガレージがH様ご夫妻の満足度を満たしているようである。


動線とコストを考慮した全体計画


 設計の第一段階における主題は、一般的に高コストと言われる地下ガレージの配置計画、リビングと地下ガレージの繋がり、
そしてお父様の居住スペースの動線検討であった。

以前のお住まいのガレージ部分を生かすことで、工事費の無駄を省く設計が必須であると考えた建築家:福島宏記さん。
横浜エリアで数多くの土木工事の実績があり、かつ多くのガレージハウス施工を手掛ける施工会社:株式会社ラムズカンパニーさん
との打合せを重ね、よりコストパフォーマンスの良い地下ガレージ計画を行ったという。

その結果、敷地南側にあったガレージスペースを少し広げて新規の地下ガレージとすることで新たな掘削範囲を狭め、
その真上にリビングを配する事でコストを抑えつつ南向きの明るいリビングが確保でき、さらには内部階段による繋がりも生かされている。

 ご高齢のお父様の居住スペースは1階厳守。
更にはリビングやバスルームなどの水廻りも1階にすることで、お父様の生活動線がワンフロアーで完結できるようになっている。

リビングは1階ではあるが、南に向いた明るい空間である。
大きく出た庇によって夏の強い日差しを程よく遮り、冬には庇に取り付けたトップライトから暖かい日差しが差し込むように、考えられている。

 2階南西の角にはご夫妻のベッドルーム。
12帖強の広いベッドルームには壁面一杯のクローゼットと、高さ1.3mほどの低い壁で仕切られた納戸スペースに分けられており、
収納家具等が見えないスッキリとしたベッドルームである。
納戸を低い壁で仕切る事により、圧迫感の無い空間となる工夫がなされている。

同じく2階には、H様の仕事部屋が玄関の真上、建物正面にある。
高台の道路側でかつ2階という事もあり、眺望も楽しめる。
仕事中に何気に見る外の景色が仕事の疲れを癒してくれるという。
また、来客の際に外階段を上がってくる様子を上から覗き込む事が出来ることも狙いの一つだとか・・・
建築家:福島宏記さん談

実用性、動線を最優先に考えられたガレージハウスで、H様は更にラリーに夢中だそうである。

栄区、整備のためのガレージハウス・神奈川

建築概要
  • 工法
    RC造+木造在来工法

  • 敷地面積
    183.00m²(55.35坪)

  • 建築面積
    77.22m²(23.35坪)

  • 延床面積
    131.76m²(39.85坪)うちガレージ部分27.09m²(8.19坪)

  • 施工
    株式会社ラムズカンパニー





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